195509 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

プー子の部屋

プー子の部屋

イルカについてQ&A

Q:イルカって魚?
A:いいえ、哺乳類です。
水の中であれだけ自由に泳いでいますよね。
でも、水の中でちゃんと出産しています。卵は産みませんよ~。
というわけで、イルカは”哺乳類”なのです。


ちなみにイルカは、赤ちゃんを逆子で出産します。
イルカも肺呼吸をしているので、水上で息を吸わないといけません。
頭から出てくると、そこは水の中。出てくるまでの間に窒息してしまいます。
そのため、なるべく胎内にいるように、逆子で出てくるのです。
赤ちゃんが出てくると、お母さんイルカが、すぐに赤ちゃんを水上に押し上げて、
呼吸が出来るようにします。


1回の出産で赤ちゃん1頭が生まれます。たまには、双子がいるのかな?
う~~~~~~ん、わかりません。




Q:呼吸ってどうしてるの?
A:鼻でしています。
頭のてっぺん辺りにある穴、そうそこが”鼻”です。
潮を吹いているなんて言われますが、あれは息を吐いているところなんです。
そして、また息を吸って、水中へ。

 水中で生活するイルカも哺乳類というのは、もちろんご存知ですね。
 ということは、イルカも肺呼吸。

 いったいどうやって息を長くこらえてるのでしょうか?

 通常イルカの呼吸は、1分間におよそ2回程度。
 長い時には、数分間潜っています。

 まず、呼吸が深いのが一つ目の理由です。
 陸生の哺乳類では、1回の呼吸で交換する空気の量は、肺の全容量のせい
 ぜい10~15%といわれています。
 それに対して、イルカの交換率は80~90%と推測されています。
 つまり1回の呼吸で肺の中のほとんどの空気を交換してしまうのです。

 そして、もうひとつの理由が酸素の利用効率です。
 筋肉にはミオグロビンという酸素を蓄える役割のたんぱく質が、他の哺乳
 類の8~9倍も含まれていて、肺から吸い込んだ酸素が、筋肉に蓄えられ
 ます。

 そのため、酸素の約40%もの量が筋肉に蓄えられます。
 また、潜水中に心拍数を低下させたり、心臓や脳などの重要な器官への
 循環を維持したままその他の部分への循環を抑制するという、循環経路の
 縮小が行われ、酸素の消費を抑えているといわれています。


Q:クジラとどう違うの?
A:同じ仲間なんです。
詳しくはこちら > 「イルカを知っているか?」~イルカはくじら?~
クジラ・イルカは、約80種と言われていますが、実はまだ分類が確定していないそうなんです。
その約80種のうち、”イルカ”と呼ばれている約60種もいるそうです。
”シャチ”もなんとなく特別な存在ですが、学術的には、”バンドウイルカ”たちと
同じイルカの一種です。
そして、日本近海は、暖流と寒流が交差しているため、世界的にみても極めて、
イルカ・クジラの多い海域だそうですよ。


Q:テレパシーがあるの?
A:どうでしょう???
水中は視界が悪いので、超音波をおでこのところの”メロン”という器官から発しています。
目の代わりに超音波によって、どんなものがあるか判別しています。
でもテレパシーで会話していたら、それはそれは夢のある話しですよね。
そしてそのテレパシーをヒトも理解することが出来たら・・・。


Q:なんで”海豚”?
A:わかりません。



「イルカはどうやって眠るの?」
それでは、ここでクエスチョン!
”イルカたちは、あんな水の中でどうやって眠るのでしょう?”


1.水の中で眠っちゃったら呼吸できないでしょう。イルカは寝ないんです!
2.ちゃんと沈んでも大丈夫な浅瀬に横たわって寝ま~す。
3.完全に寝ないで、右脳と左脳を半分ずつ休める技があるに違いない。

さぁ、どれなんでしょう。

♪イルカはどうやって眠ってイルカ♪
イルカももちろん動物。
当然のことながら、睡眠をとらないといけません。
でも、あんな海の中でどうやって寝ているのでしょう?
いつ敵に襲われるかわからない自然の中では、水面に浮かんだり、ゆ~っくり泳ぎながら眠る様子が観察されています。
ただまぶたを閉じることは少なく、眼を開けたままぼんやりとまどどみ~~~のようにしています。
バンドウイルカの観察例では、エサを食べた後 毎回一時間ほど水面に静かに浮かんで昼寝をが見られたそうです。
やっぱり食後は眠くなるらしい。
また、両目を閉じてきっちり”寝る”のは、1日24時間中たったの5分間だけ。
5分~10分くらいの間隔で片目ずつ閉じることで睡眠を満たしています。
このことから、どうやら左右の脳を半分ずつ交互に休ませているといわれています。
なんとも器用な眠り方ですね。


参考文献:楽天市場「イルカ屋海散歩」さんより


© Rakuten Group, Inc.